「部分最適」の限界を超え、
BPR(業務改革)× ERP統合で全社の業務と数字をつなぐ
会社が成長するほど、営業・経理・現場がそれぞれのやり方(部門ごとの部分最適)で動き、全体として統制が効かなくなっていきます。 私たちは単なる部分的な業務改善ではなく、部署をまたぐ業務プロセスを可視化・標準化する「BPR」と「ERP・システム開発」を一体で推進し、手作業の突き合わせをなくして全体最適の経営基盤を構築します。
成長企業の現場で起きている「5つの分断」
事業が大きくなり部門が増えるほど、「各部門は頑張っているのに全体が回らない」という壁にぶつかっていませんか?
営業・経理・現場がそれぞれ使いやすいツールや独自ルールを導入した結果、全社としてのガバナンスやデータ連携が効かなくなっている。
会計・販売・人事・購買の数字が合わず、毎月CSVを出力してExcelで目視照合・転記する作業に現場が疲弊している。
売上規模は数十億円へ成長したものの、どの部門・どの案件が本当に利益を残しているのかリアルタイムに把握できない。
権限や承認のルールが曖昧なため、例外処理や細かな確認がすべて経営陣や特定ベテラン社員に集中してボトルネック化している。
統制や内部監査・上場準備のためにチェック項目を増やした結果、確認作業ばかり増えて現場の生産性が低下している。
経営・組織を統合する6大モジュール
単発のシステム開発ではなく、統治・業務・財務・人材・基盤を一気通貫で設計・実装します。
Business Process Transformation
私たちが最も力を入れてきた領域です。各部門がバラバラに行っている業務を棚卸しし、優先順位をつけてムダな作業を削ぎ落とした上で、誰が担当しても一定の品質を保てる標準業務プロセスへ再設計します。
- 業務の棚卸し(As-Is可視化)と優先順位設定によるコア業務・ノンコア業務の仕分け
- 部門ごとに乱立したExcel・スプレッドシート・属人化した例外ルールの整理統合
- 部門をまたぐ引き継ぎポイントと責任範囲(誰が・いつ・何を確定するか)の明確化
- マニュアルを作って終わりにせず、システムの入力画面・承認フロー自体で業務標準化を定着
Master Data Management & Control
部門最適で必ず発生する「データのサイロ化(システムごとにマスタや数字が違う状態)」を解消し、表記ゆれや重複をクレンジングした上で、手作業の突き合わせをシステムで自動化します。
- 取引先・商品・従業員・勘定科目マスタの正本管理(SSoT:信頼できる唯一の情報源の確立)
- システム間で散在する表記ゆれ・重複データの名寄せクレンジングと更新権限(データガバナンス)設計
- 会計・販売・購買・給与データの自動照合と、発注・検収・請求の3点照合自動化(不一致のみ例外通知)
- 入退社・異動に伴うアカウント権限の適切な管理と操作ログの保全
Governance & Workflow Design
経営者がすべてを抱え込まなくても、ルールに沿って現場が自律的に判断・進行できる現実的な権限と承認の仕組みを作ります。
- 実態に即した職務分掌と決裁権限基準(どこまで現場で決めてよいか)の整理
- 金額やリスクに応じたシンプルな承認ルートと例外承認ルールの設計
- 内部統制や外部監査にも対応できる承認履歴・変更証跡の自動記録
- 形だけの規程ではなく、日常のシステム操作の中で自然に守られる統制実装
Management Accounting
稲盛和夫氏の京セラ会計学・アメーバ経営の考え方を参考に、現場リーダーが自部門の数字を自分事として把握できる採算管理を構築します。
- 部門別採算・案件別限界利益・直接費/間接費のわかりやすい集計ルール設計
- 既存の会計ソフト(財務会計)と現場の採算表(管理会計)のズレをなくすデータ連携
- 月次決算を待たずに、どの案件・どの部門で利益が出ているかを可視化
- 全社目標と各部門の日常アクションを結びつける予実ギャップ分析
Organization Intelligence
「営業と管理」「現場と本部」など部門間のすれ違いを根性論で片付けず、業務構造と組織心理の両面から客観的に整理して連携を改善します。
- 営業とバックオフィスなど、利害がぶつかりやすい部門間のボトルネック分析
- Big Five(心理学的5因子)を活用した任意参加のコミュニケーション傾向分析
- 本人の同意取得と閲覧権限分離を徹底した安全なサーベイ運用(評価・格付け利用の禁止)
- 組織拡大や体制変更時のすれ違いを防ぐ継続的なチームフォロー
Integrated Management Platform
現場が使い慣れた会計ソフト(freee等)や既存SaaSを無理にリプレイスせず、それらを裏側でつないで全社の状況を一画面で見渡せる基盤を構築します。
- 経営陣と部門長が同じ数字を見て議論できる統合経営ダッシュボード
- 既存SaaS(会計・人事・CRM等)のAPI連携による二重入力の撤廃
- BPRで決めた改善アクションや承認タスクの進捗トラッキング
- AIを活用した入力ミス・規程不整合の自動チェックと集計要約
マスタデータ管理(MDM)と「突き合わせ業務撲滅」
部門間の「データのサイロ化」や「表記ゆれ・重複」を解消して正本管理(SSoT)を確立し、目視の照合手作業から現場を解放します。
なぜ「マニュアル作成だけの業務標準化」や「BPRなしのシステム導入」では解決しないのか
年商規模が数十億円へと拡大する過程で、営業・経理・購買がそれぞれ別々に取引先や案件・勘定科目を管理し始めると、データのサイロ化や表記ゆれ・重複登録、数字のズレが常態化します。 複雑な例外業務を残したままマニュアルだけを作っても現場では使われません。私たちはBPR(業務棚卸し・ムダ排除・業務標準化)を通じて「どのデータを信頼できる唯一の情報源(SSoT:正本)とするか」と「更新権限(データガバナンス)」を定義し、既存SaaSやERPをつないで不一致だけを自動検知する照合基盤をスモールスタートで実装します。
部門最適で分断された現場
- 各部門のExcelやCSVを毎月手作業で突き合わせ、数字の不一致を目視で探索
- 取引先名やコードがシステムごとに微妙に異なり、請求漏れや二重計上が発生
- 退職者・異動者のアカウントや権限が各ツールに残り続け、管理が追いつかない
BPR・データ統合後の現場
- 発注・検収・請求の3点照合を自動化し、不一致がある案件のみを担当者へ自動通知
- 取引先・商品マスタの正本統一と変更承認フローで、誰が見ても同じ数字に統一
- アカウント権限の一元管理と操作ログ記録により、内部統制や外部監査にもそのまま対応
業務分断と統制の「5軸成熟度チェック」
5つの客観軸で自社の現状を整理し、部門最適によるボトルネックがどこにあるかを特定します。
職務分掌・決裁権限・承認ルートが制度および実態として機能しているか
業務フローが可視化・標準化され、属人化や部門間分断が解消されているか
部門別・案件別の利益が正確に把握され、各部門長が採算意識を持っているか
心理的安全性が保たれ、全社目標に向かって部門を超えた協働ができているか
マスタデータが統一され、手作業の突き合わせなしにシステム連携されているか
まずはここから始める導入ステップ
いきなり大規模なシステム改修を行う必要はありません。まずは3時間セッションや現状の業務分断診断からご相談いただけます。
「部門最適」から抜け出す業務改革(BPR)とデータ統制 3時間集中セッション
年商50億円超の企業現場でも実際に起きている「部門最適による統制崩壊・手作業の突き合わせ地獄」をどう解消し、現場が回る仕組みに整えるかを実例ベースでお伝えします。
- ・なぜ成長企業ほど「部門最適」に陥り、全社の統制が効かなくなるのか(30分)
- ・現場BPRの進め方:属人化・二重入力・形骸化した手作業の棚卸し(30分)
- ・マスタデータ統制:システムごとに数字がズレる原因と「正本管理」の作り方(30分)
- ・突き合わせ業務の撲滅:会計・販売・人事・購買の自動照合と例外通知(30分)
- ・権限・承認とセキュリティ:現場のスピードを落とさない職務分掌とID管理(25分)
- ・稲盛会計参考の部門別採算:現場リーダーが自部門の利益を自分事化する仕組み(20分)
- ・自社での改革ステップ整理・質疑応答(15分)
- セッション資料一式(PDF)
- 部門最適・業務分断チェックシート
BPR・業務分断&データ統制 現状診断プログラム
各部門の実際の業務フロー、Excel手作業、システム間のデータ不整合、採算管理の現状を現場目線で調査し、どこから直すべきかの優先順位マップを提示します。
- ・経営陣・管理部門・主要事業部リーダーへの現場ヒアリング
- ・部門間で発生している手作業の転記・突き合わせ・承認滞留の洗い出し
- ・マスタデータの重複・散在状況および既存SaaS連携の調査
- ・部門別・案件別採算の集計フローと数字の追跡性チェック
- ・任意参加による組織サーベイ・部門間連携ギャップの分析
- 業務分断・統制診断レポート(5軸成熟度スコア付き)
- 部門間ボトルネック&手作業突き合わせ一覧マップ
- 優先順位付きBPR改善計画書 & 6か月実行ロードマップ
- 既存システムを活かした統合基盤構想・概算お見積もり
本導入パッケージ・料金体系
組織規模や部門分断の深さに合わせた3段階のBPR・システム統合伴走プランをご用意しています。
Foundation
従業員30〜100名規模 / 部門ごとのバラバラな管理をまず整えたい企業
現場の業務フローと権限ルールを整理し、基本的な承認ワークフローと部門別採算の見える化から始める土台構築パッケージ。
- 現場業務フローの棚卸し・職務分掌・決裁権限の整理
- 部門間の引き継ぎルール可視化と標準化
- 基本的な承認ワークフロー構築・運用設定
- 統合経営ダッシュボードの初期導入
- 基本的な部門別採算の集計・可視化
- 月次システム保守 & 定期運用サポート
Growth
年商10億〜50億円超・従業員50〜300名規模 / 部門最適を解消し全社統制を固めたい企業
私たちが最も得意とする現場BPRから、マスタ統制・突き合わせ業務の自動化、部門別採算、既存SaaS連携まで一気通貫で実装・伴走する主力プラン。
- Foundationプランの全内容
- 現場に入り込む業務プロセス改革(BPR)と二重入力・手作業の廃止
- マスタデータ正本管理 & 会計・販売・購買の突き合わせ自動照合
- 既存会計ソフト(freee等)・人事・販売管理とのAPIデータ連携
- 稲盛会計思想を参考にした部門別採算・案件別利益・予実管理の構築
- 内部統制・監査にも対応できる承認証跡・操作ログの保全
- Big Fiveを活用した組織サーベイ・部門間連携の改善支援
- 毎月の定例レビューと現場定着化サポート
Enterprise
年商50億円超・従業員300名以上 / 複数事業部・子会社間の高度な統合を求める企業
複数事業部やグループ会社にまたがる複雑な業務・データの統合、独自基幹システムとの連携、高度な経営分析基盤をオーダーメイドで構築。
- Growthプランの全内容
- 複数事業部・グループ子会社間のマスタ統合および連結採算管理
- 複雑な権限マトリクスおよび高度なセキュリティ・監査要件への対応
- 既存レガシー基幹システム・オンプレミスDBとの個別連携開発
- BigQueryを活用した全社データ統合・経営分析基盤の構築
- 専任エンジニア・BPRチームによる密着伴走支援
- 個別SLA対応・優先保守サポート
6か月の標準導入ロードマップ
現場の業務棚卸し(BPR)から始め、データ連携、現場定着まで段階を踏んで着実に進めます。
現場ヒアリング・業務棚卸し
各部門の実際のやり方・Excel作業・システム分断の現状をありのまま把握
- 現状業務(As-Is)可視化マップ
- 部門間ボトルネック一覧
- 推進体制の決定
BPR・全社ルール設計
二重入力や突き合わせをなくす新業務フロー(To-Be)、権限基準、採算ルールの設計
- To-Be業務フロー設計書
- 決裁権限・承認ルート表
- マスタ正本定義・部門別採算設計書
データ連携・統合基盤の構築
既存会計・人事・販売ソフトとの連携実装、承認ワークフローと自動照合の構築
- 統合管理基盤の初期環境
- 自動照合・例外通知の稼働
- データ連携テスト完了
部門別採算・組織分析の開始
部門別・案件別採算の集計稼働、任意サーベイによる部門間ギャップの把握
- 月次部門別PL・案件粗利ダッシュボード
- 予実管理シート
- 部門間協働レポート
現場運用スタート・定着伴走
現場での実運用開始、マニュアル整備、使いづらい箇所の泥臭い微調整と改善
- 現場向け標準操作マニュアル
- 例外・差し戻し原因の改善記録
- 定着状況レビュー
効果検証・継続改善フェーズ
削減できた手作業工数や数字の精度を検証し、月次の継続改善体制へ移行
- BPR導入効果レポート
- 次期改善ロードマップ
- 月次伴走サポート体制
よくあるご質問
当社の立ち位置やBPRの進め方、既存システムとの連携に関してよくいただくご質問です。
Q.Now, me. 自身が上場企業なのですか?なぜこのような統制やBPRの支援ができるのですか?
いいえ、当社自身は上場企業ではありません。私たちがこの領域に強い理由は、年商50億円を超える企業様をはじめ多くの成長企業様の開発・業務改善に携わる中で、「各部門が部分最適でツールやExcelを導入した結果、全社として数字が合わない・統制が効かない・毎月の手作業の突き合わせで現場が疲弊している」という現場を数多く見てきたからです。綺麗な机上の理論ではなく、現場に入り込んでBPR(業務整理)とシステム統合を泥臭くやり抜いてきた実務経験をベースに支援しています。
Q.既存の会計ソフト(freeeや勘定奉行等)や人事ソフトを入れ替える必要がありますか?
いいえ、現場が使い慣れた既存の会計システムや人事ソフトを無理に入れ替える必要はありません。それぞれのソフトを正本(System of Record)として活かしつつ、システム間のデータ連携やマスタ統制、自動照合の仕組みを上位レイヤーとして構築するため、現場の混乱とコストを最小限に抑えられます。
Q.上場準備(IPO)をしていなくても相談できますか?
もちろんです。むしろ「売上が10億、30億、50億と伸びて組織が大きくなった結果、部門ごとにやり方がバラバラで全体が見えなくなった」「経理や管理部門の突き合わせ作業が限界に来ている」という事業会社様からのご相談が中心です。その上で、将来的な上場準備や内部統制(J-SOX)にもそのまま耐えうる水準の仕組みを実装します。
Q.一般的な経営コンサルやシステム受託開発会社と何が違うのですか?
経営コンサルは「こうあるべき」という資料を作って終わることが多く、逆に一般的な受託開発会社は「言われた仕様のシステム」を作るだけで業務の整理(BPR)までは踏み込みません。当社は、まず現場の業務フローの無駄や分断を整理(BPR)した上で、専任エンジニアが実際に動く連携基盤やダッシュボードまで一気通貫で実装します。
Q.3時間の集中セッションだけを受講することは可能ですか?
はい、可能です。3時間セッション(30万円・税抜)は単体で完結するプログラムですので、その後の診断や本導入を強制することは一切ありません。「まずは役員や部門長の間で、部分最適の課題感と解決の方向性を揃えたい」という場面でご活用ください。
Q.マニュアルを作成しても現場で使われず、業務標準化や属人化の解消が進まないのですが、どうすれば定着しますか?
業務標準化が失敗する最大の原因は「現状の複雑な業務や例外処理を残したまま、分厚いマニュアルだけを作って現場に守らせようとすること」です。当社ではまず業務の棚卸しを行って不要な手順や二重入力を削ぎ落とし(BPR)、さらに「マニュアルを読まなくても、システムの入力画面やワークフローに沿って操作すれば自然と標準ルール通りに処理される仕組み」としてシステム実装するため、形骸化せず現場に定着します。
Q.部門ごとに取引先名やコードがバラバラ(データのサイロ化・表記ゆれ)なのですが、マスタデータ管理(MDM)はどう進めますか?
まずは各システムやExcelに散在している取引先・商品・案件データを抽出し、法人番号API等も活用しながら表記ゆれや重複データの名寄せ(データクレンジング)を行います。その上で「どのシステムを信頼できる唯一の情報源(SSoT:正本)とするか」と「誰がマスタ登録・変更を承認するか(データガバナンス)」を定義し、各システムへAPIで自動連携させることで、手作業の突き合わせを根絶します。
Q.Big Fiveなどの組織心理データはどのように扱われますか?
心理データは極めてデリケートな情報ですので、本人の事前同意を大前提とし、部門間のコミュニケーション改善や適材適所のチームづくりのみに利用します。個人のスコアを人事評価の格付けに使ったり、無断で公開したりすることは厳格に禁止しています。
「部門最適」の分断を解消し、現場が本当に回る仕組みへ。
年商拡大に伴う業務のばらつき、手作業の突き合わせ、システム間のデータ分断でお困りの際は、まずはお気軽にお問い合わせください。
