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freeeやSmartHRで十分。それでも、会社の業務をつなぐ仕組みは必要になる

freeeやSmartHRで十分。それでも、会社の業務をつなぐ仕組みは必要になる

「会計はfreeeでいいですよね」

「人事・労務はSmartHRで十分じゃないですか?」

実際、その通りだと思います。

会計、人事、給与、勤怠、電子契約など、今は非常に優れたSaaSがたくさんあります。

だからこそ、私たちは「何でも自社システムに置き換えましょう」とは考えていません。

むしろ、優れたサービスはそのまま使えばいい。

問題は、そのサービスの「外側」にあります。

SaaSは便利。でも、会社の仕事はSaaS単位では動いていない

例えば人材派遣会社。

営業が派遣先から案件を受ける。

その案件に合うスタッフを探す。

スタッフが現場で勤務する。

勤怠を確認する。

給与計算につなげる。

派遣先へ請求する。

入金を確認する。

一つひとつの業務には、それぞれ便利なサービスがあります。

しかし、会社の仕事は、

「会計」「人事」「勤怠」

といったシステムの単位では発生しません。

「案件を受ける」

「人を配置する」

「実際に働く」

「その事実を確認する」

「請求する」

という、一連の流れとして発生します。

ここにシステム間の隙間が生まれます。

「本当にその人が現場にいたのか?」

例えば勤怠。

スタッフがスマートフォンから「出勤」と打刻する。

システム上は出勤しています。

では、

本当にその人は、その現場にいたのでしょうか。

ここは単純な勤怠管理だけでは解決しにくい問題です。

そこで、例えば現場にNFCタグを設置する。

スタッフが現場に到着する。

スマートフォンでNFCにタッチする。

Webアプリが開き、ログインユーザーを確認する。

そして、

•誰が
•どの現場で
•何時に
•どの案件に対して

打刻したのかを記録する。

必要に応じて位置情報などを組み合わせる。

NFCだけで「本人が確実に勤務した」と証明できるわけではありません。

しかし、単なる自己申告の勤怠から、

「現場で発生した事実を、業務データとして残す」

という仕組みに変えることはできます。

重要なのはNFCではない

NFCがすごいからNFCを使うわけではありません。

QRでもいい。

スマートフォンでもいい。

位置情報でもいい。

場合によっては紙でもいい。

重要なのは、

その会社にとって、何を「事実」として記録する必要があるのか

を考えることです。

例えば、

「スタッフが現場に到着した」

という事実を記録する。

↓

「勤務実績」として管理する。

↓

管理者が確認する。

↓

給与・請求に利用する。

↓

会計システムへ連携する。

ここまでつながって初めて、業務改善になります。

既存SaaSを捨てる必要はない

ここでfreeeやSmartHRを捨てる必要はありません。

会計はfreee。

人事・労務はSmartHR。

勤怠は既存の勤怠サービス。

それぞれの専門サービスを使えばいい。

私たちが考えるのは、その間をどうつなぐかです。

例えば、

派遣先

↓

案件

↓

スタッフ配置

↓

現場到着

↓

NFC / QR / Web

↓

勤務実績

↓

承認

↓

給与・請求データ

↓

既存SaaS

このように、業務の流れを中心にシステムを設計する。

SaaSを中心に考えるのではありません。

「システムを増やす」のではなく「仕事を減らす」

企業のDXで大切なのは、新しいシステムを導入することではないと思っています。

入力を減らす。

転記を減らす。

確認を減らす。

紙を減らす。

Excelを減らす。

属人化を減らす。

そして、必要な情報が必要な人に届くようにする。

そのために既存SaaSを使う。

APIでつなぐ。

必要なら独自システムを作る。

現場ならNFCやQRを使う。

AIで判断を補助する。

場合によっては、何も作らない。

「作らない」という判断も、立派なシステム設計です。

私たちが見ているのは「システム」ではなく「仕事」

私たちは、

「御社専用のシステムを作りましょう」

から始めることはしません。

まず、

その会社で、仕事がどう流れているのかを見る。

誰が入力しているのか。

どこで転記しているのか。

どこで紙が発生しているのか。

どこにExcelが残っているのか。

どこで人が判断しているのか。

どこで業務が止まるのか。

そして、

何を残して、何をなくして、何をつないで、何を新しく作るのか。

そこから考えます。

freeeが優れているなら、freeeを使えばいい。

SmartHRが優れているなら、SmartHRを使えばいい。

既存の勤怠システムで十分なら、それも使えばいい。

それでも解決できない業務があるなら、そこだけ作る。

私たちが提供したいのは、もう一つのSaaSを増やすことではありません。

既にあるシステムを活かしながら、会社全体の仕事をつなぎ直すこと。

そして、その結果として、

「昨日まで当たり前だった仕事を、一つ減らすこと。」

それが、私たちが考える業務改善とシステム開発です。

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