朝3:54に届いた、一通の長いメール

先日、ある企業様に向けて、自分なりに考え抜いて作った資料をお送りしました。
経営や業務の現状を整理し、これから何を変えていくべきなのか。
単純に「システムを入れましょう」という話ではなく、
その会社にとって本当に必要なものは何なのか。
できるだけ現場のことを想像しながら、数字や業務、組織、将来のことまで考えて資料を作りました。
そして、その資料についてご連絡をいただいたのが、朝3:54でした。
正直、最初に時間を見たときは驚きました。
こんな時間まで、このことを考えてくださっていたのか、と。
しかも、短い一言ではありませんでした。
資料の内容を一つひとつ丁寧に読んでいただいたことが伝わる、長いご連絡でした。
「ここはこう考えている」
「この部分については、こういう事情がある」
「ここについては、もう少しこういう情報が欲しい」
そんなふうに、こちらの提案に対して真剣に向き合ってくださっていました。
その文章を読みながら、なんとも言えない気持ちになりました。
仕事をしていると、どうしても数字に目が行きます。
もちろん、それは経営において非常に大切です。
でも、今回改めて感じたのは、
その数字の向こう側には、本気で会社を良くしようとしている人がいる。
ということでした。
「年商300億円企業から1000億円企業にする」という話は聞いていたものの、
それが長い時間をかけるかどうかではなく、近い将来にするために努力されていることが伝わりました。
自分が何十時間もかけて作った資料を、相手もまた時間を使って読み、考えて、言葉にして返してくれる。
それだけで、仕事に対する見方が少し変わりました。
「この人たちの期待には、ちゃんと応えたい」
という気持ちが強くなりました。
朝3:54という時間そのものに意味があるわけではありません。
でも、その時間に届いた長い文章から、仕事に対する真剣さが伝わってきました。
そして、そういう仕事に出会えたことが、素直に嬉しかったです。
AIやシステム開発の仕事をしていると、どうしても技術の話が中心になります。
どんなシステムを作るのか。
どのAIを使うのか。
どんなアーキテクチャにするのか。
どれくらい効率化できるのか。
もちろん、そこにはこだわりたい。
でも、最終的に仕事を動かしているのは、技術だけではありません。
「この会社をもっと良くしたい」
「この問題を何とかしたい」
「これから先も、もっと良い会社にしていきたい」
そういう人の想いがあって、初めて技術が意味を持つのだと思います。
今回いただいた一通のメールは、そんな当たり前のことを改めて思い出させてくれました。
そして何より、
こんな時間まで自分の資料について考えてくださったことが、純粋に嬉しかった。
胸が熱くなりました。
だからこそ、自分も中途半端な仕事はできない。
いただいた言葉を一つひとつ受け止めて、考えて、必要であればまた考え直す。
技術を提供するだけではなく、経営や現場の課題に真正面から向き合う。
そんな仕事を、これからも積み重ねていきたいと思います。
朝3:54に届いた一通のメール。
たった一通のメールですが、
自分にとっては、これからの仕事に向き合う姿勢を改めて考えさせてくれる、大切な一通になりました。
